絵描きaskasの日々雑記

絵・歌・料理…日々の事をサラッと

インソールよお前もか!

私の足は難しい。

本当に難しい。

特に足を覆う面積が狭くなる夏はとても靴選びに苦労する。

サイズは22.5〜23cmでまあ普通なんだけど、踵が小さく、とにかく足ヒレのようにペラペラで、甲の幅は狭く、親指はニューっと長い。土踏まずはしっかりあって、というか、足の中間部分はほとんど地面についてない「ハイアーチ」で、足全体が内側に倒れている。デパートのシューフィッターさんに「履ける靴はここにはありません」とお墨付きをいただいたこともある。ということでぴったり合う靴はまず無いので、大体はヒモか面ファスナーで猛烈に締めるし、ほぼ全ての靴にインソールが入っている。ブーツだったら最終的に足首をがっちり固めるので大丈夫だけど、普通の靴はヒールのあるなしに関わらず、靴だけが横向きにひっくり返ってコケそうになることが結構ある。恥ずかしいし、もうそろそろ骨折するかも…とかなりヒヤヒヤしている今日この頃。

今日は食料品の買い出しのあと、通りかかったビルケンシュトックの店についつい入ってしまった。ビルケンは幅広の靴っていう印象しかないから、今日はなんで入ったんだろう?

そこで勧められたのがこれ!

インソールです!

店員さんが、ビルケンは昔々このインソールから始まった、と熱く説明してくれたんだけど、パッケージにsince 1774と書いてあって驚いた。踵を包み、倒れる土踏まず脇をしっかりホールド。履いていったスニーカーに入れたら全く違う靴になって感動した。これまでのインソールとは格が違う気がする。歴史の重みと説得力。

このインソールはサイズ選びが肝心とのことで、店員さんが私の足裏に何種類か当てて選んでくれた。家に帰ってパッケージをよく見ると、幅狭用ではなくノーマル幅用。何でだろうと思って更に見たら、ドイツ語で「für Kinder」子供用です。こちら日本の21センチで、このサイズはノーマル幅の子供用しかないらしい。

私はしょうがなく子供用という場面がたまにあるけど…インソールよお前もか…。