もうすぐ梅雨が明けそうだから、ほんのちょっと仕込んでる梅干しもどうやら無事干すところまで行き着きそうだ。
うちの庭は超狭いので小さい木が何本か植わってるだけだけど、道を挟んで向こうにある地主さんのお宅には大木がいっぱい！冬のゆずと金柑は毎年収穫させてもらってる。特に金柑は鳥が食べるだけなので、大きな脚立を立てて取り放題！でも、トゲがすごいから腕が傷だらけになる。
そして、梅の木。
最近は梅の収穫時期と個展がかぶるので、なかなかタイミングが合わないんだけど、何年か前までは個展が5月の前半だったから、個展後に梅を収穫させてもらっていた。木は一本だけなんだけど、とにかく大きい！この梅は色付いてくるとすぐに落ちちゃうから、梅干し用じゃなくて梅シロップ用と割り切って、青梅のうちに収穫。2015年には一本の梅の木からなんとなんと42キロの梅がとれてびっくりしたな。
収穫方法は極めて原始的。
ビニールを持って木に登る。とにかく手の届くところにある梅をもぎながらひたすらに登る。幹はそれなりにしっかりしてるけど枝は細いから、体重が軽い私しか登れない。そして実は私、木登りがとても得意。2015年はあまりに大変だったから、梅の木のてっぺんまで登って記念写真を撮った。懐かしいなあ〜。見て見て〜！
この写真じゃあちょっと伝わらないけど、この梅の木、本当に大きい！今考えると細い枝に立って、両手をあげて…結構危ないかも？
我が家は梅シロップはあまり作らないから、私が汗だくでとった梅はほとんど姉が持って帰ったなあ…。久々に梅干しを作って色々思い出した。タイトルは「思ひ出」なーんてカッコつけて見たけど、結局は収穫の疲れと、あまり働かずして梅を持ち帰った姉への恨みの記憶だった。スミマセン。
